♪講座のご案内♪

☆2018年4月~2018年9月期のイーネオヤ講座☆

目的、目標に応じ各コースご用意しております。
本場トルコで身につけた技術をわかりやすく丁寧にレッスンいたします。

詳細はこちら⇒イーネオヤ銀座定期講座のご案内

関東
よみうりカルチャー荻窪 第1月曜午前クラス⇒☆
よみうりカルチャー錦糸町 第1金曜午前・夜クラス⇒☆

関西
よみうり神戸文化センター⇒☆
よみうり京都文化センター⇒☆
近鉄文化サロン阿倍野⇒☆
近鉄文化サロン奈良⇒☆
神戸新聞文化センター 三ノ宮KCC⇒☆



☆2016年4月~2016年9月期のレフカラレース講座☆

関東
よみうりカルチャー荻窪⇒☆
よみうりカルチャー錦糸町 ⇒☆

関西
近鉄文化サロン阿倍野 第3水曜午前クラス・第三金曜夜クラス⇒☆
神戸新聞文化センター三ノ宮KCC⇒☆
よみうり京都文化センター⇒☆


ラベル レフカラレース の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2015年9月28日月曜日

♪2015年10月期 レフカラレース講座(大阪)♪

11月スタートのレフカラレース講座大阪クラスのご案内です。

本日よりお申込みを受付開始します。

今回の募集は2015年11月~2016年3月(全4回)分です。
以降は半期(4月、10月スタート)ごとにお申込みを受付ます。

大阪講座は「トルコ雑貨EYLUL」様のお店の一角をお借りしての開催です。
楽しいひと時となりますよう心よりお待ちしております。



【レフカラレース講座】
・対象
 初心者の方から丁寧に指導いたします。 

・内容
 キプロス伝統手芸レフカラレースを習得いただけます。
 基本のステッチからレフカラレースの特徴的なカットワークなど、
 段階を経ながら繊細で上品な作品を作りながら習得します。

 初回はお道具作りから。
 ご自身で自作したお道具はより一層愛着が湧きます♪

・日程 
 毎月基本第三土曜日 16:30~18:30

 ( 11/21、12/19、2/20、3/19)
※10月、1月はお休み

詳細につきましてはチコラタンへ直接、お問い合わせください。

cikolatasevgilim123@gmail.com




【会場アクセス】
  トルコ雑貨EYLUL エイリュル

 お問い合わせ:info@eylulkilim.com 


 〒545-0012 
 大阪市阿倍野区阪南町1-28-26 アメニティ阪南1F

 ブログ:http://ameblo.jp/eylul/

 twitter:  http://twitter.com/eylulkilim

 facebook: https://www.facebook.com/eylulkilim

 地下鉄 御堂筋線 昭和町駅 ②番出口すぐ 

 地下鉄 谷町線 文の里駅 ④番出口 徒歩5分      




【お申し込み】
 レッスンのお申込みはメールにてお申込みください。
 お申込みの際には下記の項目を必ず明記お願いいたします。

 ・お名前 ・郵便番号 ・ご住所 ・電話番号
 ・メール ・ご希望のレッスンコース、曜日

  申し込み先  cikolatasevgilim123@gmail.com


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2015年6月30日火曜日

♪サポートに感謝♪

あっという間に6月が終わろうとしています。

今月も各クラスの講座を終えて

さっそく目前の7月講座の準備に勤しんでます。

6月はいつか講師になれたらの夢を後押しできたらいいなぁと思い

イーネオヤ、エキスパートクラス生に講座をお手伝い頂きました。
先生が複数になって私もとっても大助かりでした。
Sさん、Iさんお疲れ様でした。
来月もどうぞよろしくお願い致します^-^



レフカラレース講座も順調に基礎が進み、

6月はカット!カット!カット!にどきどきの講座となりました。

はじめてハサミを入れる緊張の一瞬。

私も一緒にドキドキでした。
で、間違ったりもした私です・・・ごめんなさい(>_<)

布を切ったら戻せないと思うとプレッシャーですが

手慣らし作品を製作する間にたくさん失敗して、
失敗から学んだことを今後の大作へと生かしていきましょ~

それにしても一つのカットから規則的にホールができていく様子は

何度見ても面白い!

今後が楽しみです♪







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2015年6月10日水曜日

♪やっと書けました♪

先日、口頭と板書でお伝えして好評だったボンジュクオヤの編み図が
やっと書けました~

いつも編み図を褒めてくれる定期クラスの皆さまの
喜ぶ笑顔を思い浮かべながら書く、
編み図書きのデスクワークは楽しみな時間です。

イーネオヤの編み図を書くのに慣れてきたので
今回、あれ?これ?迷いながらかぎ針の編み図にも挑戦してみました。

思ってたより楽しくて驚きました。
今まで書かったのはなぜだろうと不思議なくらい。

心を込めて一つ一つ書いたボンジュクオヤのプリントは
5回以上終えているクラスでお配りします。
ちょっと色気のないプリントなので改良の余地はアリアリですが
楽しみにしててくださいね。

今月はいつもよりも各クラス盛りだくさんな内容の講座予定で
私もとっても楽しみです。

ベーシックⅡ、エキスパートⅡクラスの皆様
持ち物を忘れないようお稽古のバッグにへ入れてお越しくださいね。




以前撮影したトルコの田舎村の素敵な額。




















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2015年3月12日木曜日

♪レフカラレース講座のご案内♪

2015年4月より日本初のレフカラレース講座を開催いたします。


キプロス共和国伝統手芸レフカラレースは
500年間、母から娘へと代々大切に大切に現代へと受け継がれてきました。
歴史ある繊細で上品なレフカラレースを
日本で少しでも多くの方に知って頂くきっかけになったらとのチコラタンの思いに
多くの方のご理解、ご協力を経て今回の講座開講へ至りました。

長い年月、代々受け継いでこられ、
現地で付っきりでご指導くださいましたレフカラ村の人々への
感謝と尊敬の念がもちろん第一ですが

日本でまだまだ知名度の低いレフカラレースに
興味を持ってくださり、また、東京会場を提供して頂きます
パシフィックコーポレーション様、

単身レフカラ村にてレフカラレースを学んだ私にいつも暖かいお言葉をかけて、
応援してくれるキプロスインフォメーションサービス様、

新しい試みに背中を押しご協力くださいます
よみうり堺文化センター、神戸文化センターの
両センター長様、

そしてイーネオヤ講座をご受講の皆様、

一人ではきっと何も進みませんでしたが、
多くの出会いが繋がり新たな一歩を踏み出せること、
この場をお借りして心より御礼申し上げます。


「レフカラレース」という言葉を日本の世に発信できる場をいただけただけで、もう奇跡のようです!
本当にありがとうございます。

まだまだ少しずつですが、現地の方々にも喜んでいただけるように
レフカラの伝統技術を日本で大切にしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。





▼東京

初回 4月25日(土)10:00~12:30
会場 手工芸、レース雑貨専門店
    パシフィックコーポレーション(大田区大森)

詳細、お申込み問い合わせ先⇒☆



▼神戸

説明会 3月19日(木)13:30~
初回   4月16日(木)13:30~
会場   よみうり神戸文化センター

詳細、お申込み問い合わせ先⇒☆


▼堺

説明会 3月22日(日)13:00~
初回   4月19日(日)13:00~
会場   よみうり堺文化センター

詳細、お申込み問い合わせ先⇒☆



皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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2014年11月25日火曜日

♪ビザンツ模様♪

話題が飛び飛びですみません。
今日はレフカラレースについてです。

レフカラレースには様々、モチーフの名称があり

とても興味深いです。
思いもよらないストーリを知ると更にワクワクしてきます。


今日はこちらを紹介します。


以前紹介したダヴィンチ模様とはちょっと雰囲気が異なる
こちらの虫っぽいモチーフはビザンツ模様と呼ばれています。
別名「カタコンバ」ともいいます。
カタコンバとは歴史の授業でどこか聞き覚えのある、カタコンべの事。
カタコンベとは・・・迫害から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいた場所。地下都市や地下墓地。

実はこのモチーフはクロスモチーフを巧妙に隠すためのデザインから生まれた
いうなれば隠れクロスモチーフになっています。
カタコンバと呼ばれる理由です。

クロスモチーフを堂々と掲げられなかった時代の工夫が施されたモチーフ。
よく見ると確かにクロスデザインが見受けられます。

壮大な歴史が現代に受け継がれた足跡だというのに、
恥ずかしながら説明を伺うまではこのデザインにどこか虫っぽさを感じていた私。。。
毎夜毎夜Gと戦う日々だったから余計にね。
とにかく鳥肌が立ちました。


ビザンツ。
モチーフ名を聞いた瞬間から、古い歴史があることがわかります。
ダヴィンチがキプロスを訪れたお話しもそうなのですが、
レフカラレースには長い歴史の重みと伝統によって
一ひねり、二ひねり加わった複雑で面白いストーリーがいっぱいです。



ビザンツ時代。
といえば、イスタンブルです。
でも、ここではイスタンブルという呼び名よりも
コンスタンティノーポリと言った方が無難かもしれません。

昔、世界史の授業で
オスマン帝国がコンスタンティノープルを陥落させた以後、
イスタンブル(トルコ名)という名称に変わった。
同じ町の事を指していても時代が変わったという節目の意味もあって、
あの都市の事をオスマン帝国支配以降イスタンブルと呼んでいる。
と習ったような。

村の人々は今もコンスタンティノーポリ(コンスタンティノポリス)と呼びます。
もちろんイスタンブルと言っても通じますが・・・
その感情は理解できます。

昔ながらの名称で呼ぶ人々の気持ちを汲み取って
お話しするなら、コンスタンティノーポリと言った方が
良さそうです。

つい癖でイスタンブルと言ってしまって失敗したなぁと後悔しています。


話しはそれましたが、
コンスタンティノーポリ(イスタンブル)でキリスト教と言えば、アヤソフィア。
ん?もしかして?


「ビザンツといえばアヤソフィアですよね。」

「ビザンツわかる?そうだよアヤソフィアの模様だよ。」

これまで何度も訪れたアヤソフィア。
訪問の度、撮影した写真をさっそく見直してみました。

ありました。レフカラレースのビザンツ模様にそっくりな模様が。
アーチ部分をよーくご覧ください。

まさしくレフカラレースのカタコンバがそこに。
細長いバランスのデザインで、あの触角っぽく見える部分も。
これがデザインの元なんだぁ。




一つの模様からその大元へ辿って
ちょっぴり、映画「ダヴィンチコード」みたいで興奮しました。
トルコを経由してたどり着いたからこそ、この天井に気が付くことができました。




アヤソフィアにはもう一つレフカラレースに縁のある模様があります。
まずは、こちらのデザインをご覧ください。(写真、レフカラ村博物館収蔵品)



ポタモスを交差させたデザインは

アヤソフィア2階の回廊天井の模様そっくりです。
実際、この天井のように四角形のポタモスの連続のみで作られたテーブルクロスを
村で拝見しました。(写真が掲載できなくて残念ですが・・・)




レフカラレースは上品でぱっと見ただけで十分素敵なのですが

こうした歴史やデザインのお話も加わるとさらに興味惹かれます。

この模様についてはまだ続きがありますが、

それはまたの機会に。



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2014年11月19日水曜日

♪キプロスの家♪

しばらく話題から遠ざかっていましたが
キプロス島でのお話。

イスタンブルの家をそのままにして
キプロス島でもお部屋を借りていました。

手芸の習得については
私は数日で技術の習得はできませんし、
そこで暮らす人々とその土地の暮らし、日常を体験することも
その土地の手芸をより理解する為に重要な事だと考えていますので
修行の際はできる限り長期の滞在が理想的と思っています。


レフカラ村での毎日は
昼夜問わず一日15時間、針を握り、
残りの時間で村人を訪ねお話しを伺ったり、さらに残った時間で家事。
だいたいこんな日々を過ごしていました。

ただ、そこは外国で同じ内容を日本で過ごすのとはちょっと違います。

私が借りた家にはシャワーヘッドが無かったので
入浴はホースでシャワーを浴びす。
太陽光給湯器のおかげでお湯がちゃんと出たのは救いでした。
節約の為、あまり快適な家を借りられなかったので予算に余裕があれば
もっと条件の良い家を見つけられたかもしれません。

寝具はイスタンブルから持参したのですが
さすがに電化製品などは全く用意できなかったので
洗濯は毎日手洗いしていました。

日中は屋外の日陰で作業する伝統スタイルで習います。
冷房の効いた教室なんてありません。

夜は裸電球の明かりで作業です。
日本の明るい照明に比べて外国はとにかく暗い。
手元が見えずらいったらありゃしない。

睡眠時間は十分に確保して、目や手も休めて
食事や体調管理にも気を配らなくてはいけません。


そんなこんなで色々な出来事がありました。

外国で家を借りるのはイスタンブルに引き続き2度目。
短期間のシェアを含めると5度目?
だけど、何度経験しても家探しは慣れないものです(苦笑)
言葉もままならない見知らぬ土地で家を借りるのは結構緊張します。

この家を借りるまでにすったもんだの
あれやこれやの長い道のりがありました。
この話題は小一時間話せるかもしれないです(苦笑)
借りられただけでも恩の字でした。

またレッスンの際にでもお話しします。

家を借りてほっとしたのもつかの間、
夏の南国特有のGに悩まされる日々でした。

キプロス島はトルコよりも南に位置していますので
夏はもちろん暑いです。
リゾート地がたくさんあり、海沿いの町には
ヨーロッパやロシア、レバノンから
バカンスに来る旅行者で賑わうそうです。
修行していたので一度も海へ行かれなかった。。。
悔やまれます。

キプロスの首都ニコシア(レフコーシャ)は日中42~3℃。
この気温の中、外出すると目の前にたき火でもあるんじゃないかと
思うほどの熱を肌に感じます。

一方、レフカラ村は標高が高い位置にありますので
幾分、過ごしやすいです。

とにかく、夏の問題は暑さや蚊もでしたが、
それよりも毎夜毎夜あらわれるG!
Gを見たのはン十年ぶりです。

とにかくその数が尋常じゃなかったです。
それはそれは立派な大きさの茶色のG。
バイオハザードのごとく毎夜退治していました。

どうして倒しても倒しても次から次に出てくるの!
何度、心の中で叫んだでしょう。

ある夜、大量にやっつけたので数をかぞえたら20匹の亡骸がありました。

手芸修行は色々な意味でタフであることを求められます。。。



色々な思い出が詰まった家の一部を紹介します。



懐かしい~。
朝、夕、テラスで涼むのが日課でした。


2014年8月6日水曜日

♪レフカラレース、ゴフティ♪

レフカラレースの特徴の続きです。


レフカラレース(レフカリティカ)は
カットワークの事をゴフティと呼びます。
ゴフティが施されることによって、布地に空間ができ、
透けたレースのようになっています。


レフカラレースの代表格、ポタモス(ダヴィンチ模様)も
このゴフティが大切な構成要素です。


歴史については様々な説がありますので
あくまで一説ですが、
元々レフカラ村で作られていた白糸刺繍のデザインは
ゴフティでジグザグ模様を作り、他に装飾の無い穴の連続だけのシンプルなデザインだったようです。


これが、現在のレフカラレース、特にポタモス(ダヴィンチ模様)になると
ジグザグのゴフティによって生まれた三角スペースにモチーフが施され、
さらにゴフティが配置されています。
そして、ポタモスそのものにも、ゴフティの空間にも
ヴェネチアのreticelloと同じような装飾が施されています。


写真(レフカラ村広報誌より)


レフカラ村とヴェネチアの足跡、
難しいジグザグのゴフティとヴェネチアの刺繍技術。
ポタモスがレフカラレースの代表格といわれる理由はここにあるようです。



人々の暮らしと共に500年、激動の時代を経ても
現代に続いてるって、なんだかロマンを感じますね。





サボテンの実、食べるんですよ。



2014年8月5日火曜日

♪レフカラレースの特徴♪

レフカラレースの特徴について
簡単にさらっとご紹介したいと思います。


まずはレフカラレースの代表格ダヴィンチ模様。




ジグザグのカットワークを施すと、リネンに三角形のスペースが現れます。
この三角一つを一区切りと考えて内側にステッチを施しモチーフを作ります。
このモチーフ自体のデザインと、配置にダヴィンチ模様の特徴があります。


ダヴィンチ模様は全ての区切りに必ずしも同じモチーフが配置されていません。
異なるモチーフが幾つも施されています。


ジグザグ模様のカットだけでなく、異なるモチーフが幾つも配置されて調和していることがダヴィンチ模様の美しさの特徴です。


作品によっては、例えば12人掛けのテーブルクロスなどは
一辺の長さが長くなるので、三角スペースの数も増えます。
三角のスペースをペア一組として、全組、異なるモチーフを配置した作品はかなり見応えのある美しい作品でした。


また、母から娘へと受け継がれたレフカラレースのモチーフは各家庭で少しずつ異なり、
その総数は1000種類以上と大変な数なのだそうです。
「だから、モチーフ全て把握している人は誰一人、存在しないの」
と、村の人。


さらに驚くのは、このモチーフが記憶を頼りにして作られていること。
全ての設計図は頭の中。


技術はもちろんなのですが、作品全体のデザイン、モチーフ一つ一つのデザイン、配置。
村で暮らす人々の感性に代々受け継がれ、現在に伝えられていると思うととても感動しました。






2014年8月2日土曜日

♪レフカラレース♪

レフカラレース。
レフカリティカと呼ばれるキプロス島の伝統手芸。


材料となる布はアイリッシュリネン、フレンチリネン、ベルギーリネン、
糸はシルキー加工されたコットン糸。


最高級リネンのアイリッシュリネンは時代の流れとともに現在は製造が終了し、
入手困難となってしまいました。
本来のレフカリティカはこのアイリッシュリネンで作られたものでなければならないのですが、
現在はアンティークのレフカリティカでしかお目にかかれない、貴重なリネンとなっています。


現在はアイリッシュリネンと同じように高級なリネンを輸入し使用しているようです。
メートルあたり数千円と、いずれにしても高級素材です。


過去にはコットン生地、シルク生地を使用した時代もあるようです。


糸についてもシルキー加工されたDMC社の糸が良質とされています。
色は白、生成り、オリーブグリーン(茶色)の3色と決められています。




こちらがレフカラレースです。(レフカラ村広報誌より)


一見、ノルウェーのハーダンガーと思われる方が多い(村の人談)。


村の方からお話を伺いましたところ、幾つかの点でハーダンガーとは
異なる要素があるとのことでした。


代表的な相違点はカットワークの手順です。
レフカラレースは布目を数えてまずカット。その後、穴をかがります。
ハーダンガーはかがった後、カット。
と村の人々は自分の技術に誇りを持って話します。
手順が異なるため、作品の持つ雰囲気も異なってきます。






実際、私も難易度の高いダ・ヴィンチ模様を作り始めてすぐにその難しさに悩まされました。
「ポタモスは難しい」と繰り返し言われていたのですが、
その意味は作業をはじめて比較的早い段階で私にも理解できました。


先にカットワーク部分を糸で囲いかがった後、カットするのではなく
いきなりダイレクトに布にハサミを入れます。


目安がない状態でジグザグのカットを間違えずに無数に躊躇なく行うのは至難の業です。
布目を3本、ないし4本カットしていくのですが、絶対に間違えない!
と心に決めて何度も確認しているのに間違ってしまうのです。
しかも切ってしまった糸は元には戻せません。
この高級生地にハサミを入れるだけでも緊張してしまうのに、
まちがったときのショック度といったらありません。


正確にカットしていけば美しいジグザグになるって理屈では
わかっているのだけど。。。
目で見て、手でカットすることがこんなにも難しいなんて。
複雑な作業でもないただ規則的にカットする、ただそれだけのことなのに、
こんなにも神経を集中させなくてはならないなんて。
根気のいる繰り返しの作業は見かけによらず強敵です。


そして、始点と終点はぴたりと一致させなければなりません。
理論上、ノーミスでカットできれば必ず始点と終点はぐるりと一周して、ピタリと一致します。
ところが実際は、一度の間違いならともかく、無数にカットしていくうちに
ミスによる誤差がランダムに生まれます。
この誤差の調整が難しいのです。
作品が大きくなればなるほど誤差が大きくなり難しくなります。




村の女性たちは手早く、いとも簡単にカットしていきます。
一定のリズム刻みながら正確に迷いなくハサミでカットしていく様子を
眺めていると、熟練のこの技はどれほど鍛錬を積んだのだろうかと、
目が釘付けでした。




もし、観光で訪れて、ダ・ヴィンチ模様のカットをしている女性を見かけたら
ぜひじっくりその驚くべき技を見てみて下さい。


頭で理屈を理解するのは難しくありませんが、
もしも自分がその工程を行うとしたら・・・と想像しながら
ご覧頂くとその難しさにより一層、感動が増えると思います。

2014年7月31日木曜日

♪キプロス島レフカラ♪

キプロス島、レフカラ村。


トロードス山脈の南側に位置する標高650m、
人口およそ800人の村。


 


石畳の小道と赤い瓦屋根、ライムストーン造りの家々が立ち並び、
伝統的なブルーの窓枠や壁のコントラストがとてもかわいらしい。
レフカラはギリシャ語で「白い山」。




この小さなかわいらしい村はキプロスがベネチア領時代、
ベネチア人の避暑地として繁栄しました。



ベネチア領時代、村のレース文化とベネチア貴族がもたらした
レース技術が融合し、レフカラレースは繊細で美しいレースへと発展。




村の女性は良質なレース作りに励み、男性はエジプトやギリシャ、ヨーロッパへ
そのレースを運び売り歩いた。
村に残った男性は銀細工を作り、村はレースと銀細工の村として次第に
有名になっていきました。




レフカラレースの中でもポタモス(ギリシャ語で川)と呼ばれる
ジグザグのカットワークのデザインは通称「ダ・ヴィンチ模様」とも呼ばれています。




1481年、レフカラ村を訪れたルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチは
その繊細な模様に魅了され、ミラノ大聖堂の祭壇を飾るためのテーブルクロスを
注文し、持ち帰ったと伝えられています。




また、レフカラレースに感銘を受けた
ダ・ヴィンチは作品の中にもレフカラレースを描きました。
とてもよく知られたかの有名な「最後の晩餐」がその作品です。
作品のテーブルクロスにはポタモスの特徴であるジグザグの模様が
描かれています。




500年以上もの間、母から娘へと受け継がれたレフカラレース。




現在、レフカラ村のレースの作り手は60~70代の女性、50人ほどと言われ、
後継者の減少と高齢化に直面しています。
この美しく緻密な技術はゆっくりとゆっくりと失われ始めています。




2009年 ユネスコ無形文化遺産に登録。








この夏、私はこのレフカラ村にてレフカラレースを学ばせていただきました。
日本人が学びにくるのは私が初めてのことだと、
村の人々は温かく迎え私の熱意に応えてくださいました。
本当にありがたく貴重な経験をさせていただきました。




レフカラレースは一見するとそれほど難しくない技術の組み合わせで
作られています。


初めて村を訪れた際、およそ40軒ほどあるレース店を
一つ一つのぞいた印象は
「ダ・ヴィンチが愛したデザインにしては素朴」
私も疑問に感じたほどです。
観光で訪れる多くの方がそのような印象をもたれても不思議はありません。




ところが、村の博物館、そして個人宅が所有するアンティークの
レフカラレースを拝見させていただいた際、その美しさ、緻密で繊細な
デザインに驚きを隠せませんでした。




お土産用のレースとは異なり、
リネンを埋め尽くすほど全面に施されたステッチとカットワークは
人間技とは思えません。




とにかく素朴でありながら上品で美しい。






まだ充分とは言えませんが、技術を学んだ今だからこそわかる難解さがそこにありました。


これから少しづつ紹介していきたいと思います。