トルコでの日常。
ある町のバスターミナルから他の町へ向かう道中、
バスのエンジントラブルで停車。
停車した場所は幹線道路の路肩。
乗客は皆外へ出てひたすらに修理が終わるのを待ち続けます。
ある町のバスターミナルから他の町へ向かう道中、
バスのエンジントラブルで停車。
停車した場所は幹線道路の路肩。
乗客は皆外へ出てひたすらに修理が終わるのを待ち続けます。
これまでトルコでバスを乗り継ぎながら旅をしてきた私ですが
このように道の途中でバスが止まってしまうという経験は今回で2回目。
内心、いつ目的地へ到着できるだろうかと不安に思うのですが、
2回目ともなれば比較的落ち着いて行動できます。
エンジントラブルが起きてドライバーやバスの乗務員が
エンジンを見に行き、すぐに修理が終わらない様子だとわかると、
乗客は皆おのおの車外へ自発的に出て行き、道端で待ちます。
私もしばらくは車内に留まっていましたがエアコンが止まって
暑い車内にいるのがだんだん苦痛になってきたのと、
ガソリンの匂いがしてきたので万が一を考え、他の乗客同様、車外へでました。
女性たちは路肩に腰を下ろしてじっと待ちます。
皆、文句はあるものの、慣れている様子でパニックにも
ならず落ち着いて静かに様子を眺めていました。
私も気が合いそうなご夫人とおばあさんとおしゃべりをしながら待ちました。
ふと、私が話していたご婦人とおばあさんが散歩をはじめ
雑草と思われる草を摘んで食べ始めました。
辺りを見渡すと他のご婦人も雑草を摘んでいます。
「これは薬草」
「これは食べられる」
「これは天然のグリンピース」
といって私にも摘んでくれました。
ご婦人方が楽しそうに食べているところを見届けた後、
手に握らされた草をどうしようと迷いながらも
私も恐る恐る「天然のグリンピース」とやらを口に運んでみました。
「甘い」
口に広がるグリンピースは思っていたよりも大丈夫と思える味。
ふと。
今、私、道草を食ってる(!)
笑いがこみ上げてきました。
まさかトルコでそれもこんな状況下で文字通り、道草食う体験をするとは(笑)
本来、目的地まで5時間のバス旅でしたが
道草、食い食い3時間、バスが直るのを待ちましたので
合計8時間のバス旅となりました。
一日が移動で終わりです。
旅は道草食う時間の余裕をもって行動すると
ハプニングを楽しめるのねと思った出来事でした♪
旅は道草食う時間の余裕をもって行動すると
ハプニングを楽しめるのねと思った出来事でした♪
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