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2014年11月25日火曜日

♪ビザンツ模様♪

話題が飛び飛びですみません。
今日はレフカラレースについてです。

レフカラレースには様々、モチーフの名称があり

とても興味深いです。
思いもよらないストーリを知ると更にワクワクしてきます。


今日はこちらを紹介します。


以前紹介したダヴィンチ模様とはちょっと雰囲気が異なる
こちらの虫っぽいモチーフはビザンツ模様と呼ばれています。
別名「カタコンバ」ともいいます。
カタコンバとは歴史の授業でどこか聞き覚えのある、カタコンべの事。
カタコンベとは・・・迫害から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいた場所。地下都市や地下墓地。

実はこのモチーフはクロスモチーフを巧妙に隠すためのデザインから生まれた
いうなれば隠れクロスモチーフになっています。
カタコンバと呼ばれる理由です。

クロスモチーフを堂々と掲げられなかった時代の工夫が施されたモチーフ。
よく見ると確かにクロスデザインが見受けられます。

壮大な歴史が現代に受け継がれた足跡だというのに、
恥ずかしながら説明を伺うまではこのデザインにどこか虫っぽさを感じていた私。。。
毎夜毎夜Gと戦う日々だったから余計にね。
とにかく鳥肌が立ちました。


ビザンツ。
モチーフ名を聞いた瞬間から、古い歴史があることがわかります。
ダヴィンチがキプロスを訪れたお話しもそうなのですが、
レフカラレースには長い歴史の重みと伝統によって
一ひねり、二ひねり加わった複雑で面白いストーリーがいっぱいです。



ビザンツ時代。
といえば、イスタンブルです。
でも、ここではイスタンブルという呼び名よりも
コンスタンティノーポリと言った方が無難かもしれません。

昔、世界史の授業で
オスマン帝国がコンスタンティノープルを陥落させた以後、
イスタンブル(トルコ名)という名称に変わった。
同じ町の事を指していても時代が変わったという節目の意味もあって、
あの都市の事をオスマン帝国支配以降イスタンブルと呼んでいる。
と習ったような。

村の人々は今もコンスタンティノーポリ(コンスタンティノポリス)と呼びます。
もちろんイスタンブルと言っても通じますが・・・
その感情は理解できます。

昔ながらの名称で呼ぶ人々の気持ちを汲み取って
お話しするなら、コンスタンティノーポリと言った方が
良さそうです。

つい癖でイスタンブルと言ってしまって失敗したなぁと後悔しています。


話しはそれましたが、
コンスタンティノーポリ(イスタンブル)でキリスト教と言えば、アヤソフィア。
ん?もしかして?


「ビザンツといえばアヤソフィアですよね。」

「ビザンツわかる?そうだよアヤソフィアの模様だよ。」

これまで何度も訪れたアヤソフィア。
訪問の度、撮影した写真をさっそく見直してみました。

ありました。レフカラレースのビザンツ模様にそっくりな模様が。
アーチ部分をよーくご覧ください。

まさしくレフカラレースのカタコンバがそこに。
細長いバランスのデザインで、あの触角っぽく見える部分も。
これがデザインの元なんだぁ。




一つの模様からその大元へ辿って
ちょっぴり、映画「ダヴィンチコード」みたいで興奮しました。
トルコを経由してたどり着いたからこそ、この天井に気が付くことができました。




アヤソフィアにはもう一つレフカラレースに縁のある模様があります。
まずは、こちらのデザインをご覧ください。(写真、レフカラ村博物館収蔵品)



ポタモスを交差させたデザインは

アヤソフィア2階の回廊天井の模様そっくりです。
実際、この天井のように四角形のポタモスの連続のみで作られたテーブルクロスを
村で拝見しました。(写真が掲載できなくて残念ですが・・・)




レフカラレースは上品でぱっと見ただけで十分素敵なのですが

こうした歴史やデザインのお話も加わるとさらに興味惹かれます。

この模様についてはまだ続きがありますが、

それはまたの機会に。



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