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2014年1月7日火曜日

♪2014年はじまりはじまり♪

あけましておめでとうございます!!
本年もよろしくお願い致します。


トルコ滞在も3ヶ月を超え、勉学に邁進の日々。
課題に追われながらもたくさんの方に支えられ、励まされ
充実した日々を送っています。
「イーネオヤを勉強したい」気持ちを実現させるために
国を超えてどれほど多くの方のお力を借り、助けられ、
お世話になっていることでしょう。
皆様ありがとうございます。


今年も素敵な出会いとたくさんの幸福が訪れる一年となりますように。






さて、学校へ通いながら修行の日々の私ですが学校の様子をちょっぴり紹介。


最初の授業の日。
材料を揃えるようにと先生に言われたのですが
トルコ語を聞き取れずメモ用紙に必要な材料をトルコ語で
書いて欲しいと隣の席の年配の女性にお願いしました。
返事は小学校卒でトルコ語が書けないという返事でした。


トルコ語を書けないトルコ人がクラスメイトなことに正直驚きましたが、
「読み書き」が外国人の私と同等レベルの方がいるんだなぁと親しみを感じ
緊張がほぐれました。


学校は正規の教育システム(小・中・高・大)ではなく
職業訓練と生涯学習の教育プログラムを行っている機関です。
学べるコースは様々で手工芸全般だけでなく、
外国語やパソコン、会計、美容師やケーキ職人まで幅広くあります。


ある日のこと。


課題用の布に縫い線の下書きをしている先生の向かい側に座って、
教わっている生徒(年配の女性)を見かけました。
どうやら定規で線を引く、引き方を教わっているようでした。


え?教わるって、ここからなの?
定規で線を引くところから教われるんだ。


人生経験豊富な年配の生徒、しかもとても美しい作品を作り出す彼女が
定規で線を引いて布に下書きすることを知らないだなんて
とても信じられなかったのですが
先生はいたって普通に何事もないかのように教えているのです。
これにもとても驚きでした。先生すごい!!


定規で線を引くことを大人になってから教われる。
読み書きができなくても受けられる。
外国人にも門戸を開いている。
正規の教育システム以外にこんな素敵な教育システムが
存在するなんて、素晴らしいです。
日本よりある部分進んでるのでは・・・。




マルッと全部受け止める懐深いトルコの文化、
そして手助けを一生懸命するトルコの方々のあたたかさ。
オヤを通じて体感しています。




本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


チコラタン

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